Lineup

  1. 止印とは?意味や背景など

    止印とは、文書の記載がそこで終わりであることを表すための押印です。主に契約書などの文書の末尾を明示するために押されます。文書の改ざんを防止するために有効な手段として慣習化しました。文中の表現については、変更の際に訂正印を必須にすることで改ざんを防げます。

    続きを読む
  2. 契約書を作成するときに知っておきたい「契印」の知識

    契印とは2枚以上の書類が1通の文書であることを示すために押されるものです。契約書などに印鑑を押す際に用いられます。ビジネスなどで作成する契約書は、1枚では収まらない場合も多く、契印をページの間や背表紙に押すことによって、正しい順序で書類がとじられていることを表しています。

    続きを読む
  3. 印影とは?はんこの呼び方について

    印影とは、書類などに押したはんこの跡のことです。はんこと押した跡のことをまとめて「印鑑」と呼んでしまうことは日常では多いですが、それは本当は間違った言葉の使い方なのです。印を押すために印材に彫り物を施したものは正式には印章といいます。そして、それに朱肉を付けて押されたしるしが印影です。

    続きを読む
  4. 泥の代わりに使用され始めた!?朱肉とは

    朱肉(しゅにく)とは、はんこを押すときに用いる赤い印肉のことです。現代の日本で主に使用されているのは練り朱肉とスポンジ朱肉です。練り朱肉は、銀朱(硫化水銀を昇華させ、濃度を薄めたアルカリ溶液を加えたもの)と顔料などを混ぜ合わせ、ひまし油で練り固めたものです。

    続きを読む
  5. 漢印とはどんなもの?漢印の魅力と歴史とは?

    漢印とは中国の漢の時代に作られたはんこです。材質は金や銀、銅、玉などの貴金属で作られているため、多くの漢印が現代まで残っています。漢印は鈕(ちゅう)と呼ばれるつまみ部分に、動物の形などのさまざまな装飾が施されたものもあります。

    続きを読む
  6. 中国の歴史が凝縮!「治印」ってどういう意味?

    「治印」とは中国語で「はんこを作成する」「はんこを彫る」という意味です。このルーツは紀元前5000年ごろに古代メソポタミアで使用されるようになったものが最初といわれています。それから長い年月を経てシルクロードを経由して紀元前4~5世紀に古代中国に伝わったのが青銅でできた印鑑でした。

    続きを読む
  7. 生肖印とは十二支の印鑑のこと

    生肖印(せいしょういん)の生肖とは俗にいう干支のことで、十二支のことを表します。生肖印とはこれら十二支をかたどった印鑑のことで、昔から縁起物として扱われることが多かったはんこです。近年ではかわいらしいデザインのものが増えてきており、そのようなデザインのものはインターネット上にも多く出回っています。

    続きを読む
  8. 篆刻の意味や、篆刻によってつくられた印章の魅力とは

    篆刻(てんこく)とは印章や石碑を作成する際に、秦以前の中国で使われていた書体である篆書(てんしょ)を刻む行為をいいます。刻む印材は石や木などさまざまですが、かなや楷書など他の書体を用いても篆刻と呼ぶケースが増えています。

    続きを読む
  9. 「役職印」とは役職を示し、責任の所在を明らかにする印鑑

    役職印は使用する人物の役職や所属を示す印鑑のことです。「代表取締役社長印」や「支店長印」など役職や肩書に合わせてさまざまなバリエーションがあります。株式会社や社団法人、財団法人、NPO法人など組織に合わせて作られます。

    続きを読む
  10. 日本で進化を遂げてきた「古印体」とは?

    古印体(こいんたい)とは、印鑑に用いられる書体の一種で、欠けや途切れ、膨らみのある墨塗りで生み出された独特の重みが特徴です。可読性が高く認め印に使用するのに適していますが線の太さが均一でなく複製が困難であるため実印や銀行印としても使用できます。

    続きを読む

Shinjuku

ページ上部へ戻る