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止印とは?意味や背景など
止印とは、文書の記載がそこで終わりであることを表すための押印です。主に契約書などの文書の末尾を明示するために押されます。文書の改ざんを防止するために有効な手段として慣習化しました。文中の表現については、変更の際に訂正印を必須にすることで改ざんを防げます。しかしそのルールだけでは、不正な文章を追加することは防げません。文尾を明らかにして、それ以降に文章が書き加えられないようにする必要があります。
止印はその役割を果たすもので、文章の終わりの文字の直後に押すのが一般的です。末尾から離れていると押印の目的が不明瞭になりますし、文字に被っていると訂正印と誤解されやすいので注意しなければなりません。止印があることによって、それ以降の文章はすべて無効と見なされます。押印に使うのは、署名捺印の際に用いた印鑑で構いません。また「以下余白」と記載することでも、はんこを押さなくても同様の効力を持たせることも可能です。