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11.242002
実印と使い分けることで、悪用されるのを防ぐ「銀行印」
銀行印とは銀行などの金融機関に届出して登録したはんこのことです。主に窓口で口座から出金するときや融資の契約の際に用います。実印と使い分けることで、万が一紛失や盗難してしまったときのリスクを最小限に留めておくことができるでしょう。実印を銀行印として兼用させてしまうと紛失時に手続きなどで大きな負担を被ることにもなります。金融機関に登録している印鑑を変更するだけではなく実印の登録廃止手続きや改印するための手続きなど多大な手間が発生してしまうのです。また、紛失した印鑑を悪用されてしまうリスクも存在します。近年は犯罪を未然に防ぐために金融機関では通帳に印影のシールを貼らない傾向にあります。普段、ATMでお金の出し入れをしていても、上限額を超えるお金を引き出すときには窓口で銀行印を使う必要があるでしょう。そういったときに、登録した印鑑が分からないといった事態を防ぐためにも、銀行専用のものを作っておく必要があるのです。経年によって、ふちが欠けたりしない上質な素材のものを選びましょう。